トラブルケース~子供のいない夫婦の場合~

遺言書にまつわるトラブルのケース~その1~

 

子供がいない夫婦の場合

夫婦の一方が亡くなった場合、子がいればもう一方の配偶者、及びその子が相続人となります。

 

しかし、子がいない夫婦の場合ですと、相続人は配偶者と故人の親となり、さらに親も既に亡くなっている場合、その兄弟姉妹が相続人となります。

 

そしてその兄弟姉妹も亡くなっている場合、その兄弟姉妹が相続人となります。

 

例えば亡くなった配偶者に子も親もいない場合で兄弟姉妹がおり、さらに兄弟姉妹も既に亡くなっているケースがあるとします。

 

つまり兄弟姉妹の子らが相続人となるケースです。

 

ここまで相続人が広がっていってしまうと、相続人の数自体が非常に多くなってしまい、何十人にも及ぶ事がめずらしくありません。

 

それらの相続人達で話し合うといっても、何十人にまで増えてしまっていては、協議をまとめるのは至難の業です。

 

しかも協議がまとまらないうちは、相続財産を使う事はできませんから、協議が長引くと生活費にまで困ってしまうことになりかねません。

 

特に、配偶者名義で預金をしていた場合、口座は凍結され、引き出す事ができなくなってしまいます。

 

このようなおそれがある場合、事前に遺言書を書いておくか、預金を他の口座に移しておくといった対策をしておく事が望ましいでしょう。